はじめに、バレエとは

ステキな音楽に乗って、きらびやかな衣装を纏い、美しく舞うバレリーナ。

美しい姿勢、しなやかな筋肉がついたバレリーナに、子供の頃一度は憧れた事があるのではないでしょうか?

バレエは踊りと音楽と美術が一体になった総合芸術です。
バレエは全てのダンスの基本であり、
ジャズダンス、フィギュアスケート、新体操、ミュージカルなどにおいて必ずレッスンに取り入れられています。

バレエの起源はルネッサンス期のイタリア。
宮廷舞踊から派生し、それがカトリーヌ・ド・メディチによってフランスにもたらされ、
太陽王ルイ14世によって体系づけられ、発展しました。

日本に入って来たのは随分遅く、1912年にイタリア人指導者によってもたらされ、1927年にロシア人教師によって初めてバレエ学校が作られたそうです。

欧米を中心に、世界には大きな劇場に付属するバレエ団、それに付随するバレエ学校が沢山あり、国からの支援があったり、劇場に足を運ぶ文化が定着しています。

日本は世界に比べるとまだまだ後進国と言え、1997年になって初めて新国立劇場バレエ団が設立されたところです。

しかし日本におけるバレエ人口は世界規模でもとても多く、お教室の数も増え、昨今は海外の有名バレエ団で活躍する日本人も増えています。