バレエの魅力④集中力、学習能力が身につく


バレエのお稽古ではアンシェヌマンという短い振り付けを覚えて、それを音楽に合わせて行います。

一つの動きに対して手や足の角度や方向、顔の向きなども決められているので、反復練習の中で徐々に覚えていきます。

もちろん小さな頃のアンシェヌマンは簡単で短い物になりますが、大きくなるにつれ複雑且つ長い物になっていきます。

お勉強と一緒で、
足し算を覚えたら、引き算、掛け算‥一次関数、二次関数‥
と基礎を踏まえながら、どんどん発展していくイメージです。

頭で覚えるだけでなく、頭でインプットしたものを体にアウトプットすることは非常に脳を活性化するそうです。

以前テレビでも
幼少期にさせる習い事として、
体と頭を同時に動かすバレエは
とても有効だと言ってました。
またダンスをやっていると老齢期に認知症になりにくいとの説もあるそうです。

振り付けを覚える際にはもちろん集中力が求められられますし、
単に振り付けをこなすだけでなく、
決められたポジションや角度を守りつつ、音楽的に美しく見えるように動かなくてはならないので、本当に頭と体をフル回転させます。

また注意を与えられたらそれを守り、
次回のお稽古でも覚えていなくてはいけません。(もちろん忘れることも多々ありますが。笑)

「前回のお稽古でこんなこと注意されてたな。」
「今これできなかったけど、何が悪かったんだろう。」「今度はこうしてみようかな‥」 

レッスンで学習して→
主体的に考える能力を養い→
応用力なんかも鍛えていきます。

私自身、学生時代、人並みに勉強して参りましたが、バレエとの両立で時間が限られていたこともあり、テスト前などはバレエで養われた集中力を生かして短時間で効率的に勉強に励めていたかな‥と思います。

また勉強だけでなく、当時は遠くまで通っていたので、空き時間に宿題をこなしたり、少しでも早く帰る為の用意をしておいたり。
「今から飲み物を買いにいくと、何分のバスに乗れるから‥」と時間や生活を効率的にマネージメントする能力なども身につきました。

それは今でも、お料理などのときに、
思わぬところで発揮されています(笑)